てくてくは「乗り物を使わないで歩いている状況のこと」。
歩いている状況を表すときに、てくてくという言葉はよく使われます。
むしろそういったシーン以外では全く使わないので、使用するシーンはかなり限定的です。
とことこは「軽やかに歩いている状況のこと」。
こちらも歩いているシーンで使っていく言葉と言えますけど、軽やかに歩くという点がポイントなので、そういうシーンで使っていく言葉と言えます。
「てくてく」の意味
てくてくとは、乗り物を使わないで歩いている状況のことです。
乗り物を使わないで歩くという状況であるため、基本的に歩いているシーンではほぼ使うことができます。
歩いている状況に対する擬音語という言い方もでき、かなりメジャーな表現と言えるのです。
実際、このてくてくという表現を聞いたことがある人は世の中に非常に多くいるでしょう。
「とことこ」の意味
とことことは、軽やかに歩いている状況のことです。
こちらも歩いているシーンで使っていく言葉と言えますが、軽やかに見えるようなシーンで使用する言葉と言えるでしょう。
したがって、その見た目が重要であり、歩いているときなら常に使うことができる言葉とは言えないのです。
こちらの方がややマイナーな表現と評価できます。
「てくてく」と「とことこ」の用法や用例
「この辺りは自動車などで来るのではなく、てくてく歩いてくると非常に爽快な気分になれるな。
ここまで空気が澄んでいる中を歩くことができる機会はそうはないからね。」
「今日でようやく期末試験が終了した。
肩の荷が下りた気分で、足取りは軽いよ。
だから、学校が終わったらとことこ歩きながら帰宅することができそうだね。」
てくてくととことこの違いは微妙
てくてくととことこに関しては、どちらも歩いている状況に対して使用する言葉です。
だから、同じようなシーンで使うことができます。
でも、てくてくは歩いているときであれば、常に使うことができるものの、とことこは軽やかに歩いているように見えるシーンでのみ使うので、そういった部分で違いを認識しておくべきと言えるはずです。