性懲りは「心の底から懲りること」。
こういった意味の言葉になりますけど、これを使う際にはたいていは性懲りもなくといった、否定の形で使用することが大半です。
反省は「自らの行いを省みること」。
自分がやったことに関して後悔したり、やるべきではなかったと考えたりすることです。
反省は誰もが知っているかなり有名な言葉であり、多くが使ったことがあると言えるでしょう。
「性懲り」の意味
性懲りとは、心の底から懲りることです。
自分がしたことに関して激しく後悔しているようなケースで使っていくので、そこがポイントと言えます。
しかし、実際は性懲りもなくといった感じで、否定の形で使用していくことが多く、むしろそういった使い方以外はほぼしないので、そこに関して気を付けながら実際に使っていきましょう。
「反省」の意味
反省とは、自らの行いを省みることです。
後悔するに近い意味なので、多少なりとも性懲りに近い意味と言えます。
ただ、反省の場合には後悔するだけではなく、同じ失敗をしないように努めるという部分も含まれるため、そこは知っておく必要があります。
反省という言葉は日常的に多くが使うので、絶対に知っておく必要があります。
「性懲り」と「反省」の用法や用例
「あの子は今年も性懲りもなく夏休みの宿題をやらない。
去年同じような状況で、ギリギリになって終わらせた状況を忘れちゃったのかね。
今年も同じような光景が見られそうだよ。」
「今回のテストの結果は散々だったが、原因は遊びすぎて勉強をほとんどやらなかったからだ。
さすがにこの状況はマズイので、反省をしてしっかりと勉強をしたい。」
性懲りと反省は同じような意味だが使い方が違う
性懲りと反省はどちらも自分の行為などを悔いる、気を付けるという意味で使われやすいです。
ただ、性懲りは否定の形になることが多く、性懲りもなくという言い方をするケースがほとんどです。
したがって、性懲りについてはそういう使い方の部分まで頭に入れておいた方がいいと言えるので、反省との違いとして覚えておきましょう。