あがり症は「社交不安障害とも言われる、日常生活の中で極度の緊張や不安を感じる症状のこと」。
一般的な程度と比べてもかなり強い緊張や不安を感じる点が特徴であり、日常生活において支障が出る場合もあります。
赤面症は「緊張によって顔が赤くなることを恐れる症状のこと」。
顔が赤くなるだけではなく、その状況を不安に感じる必要があるのです。
「あがり症」の意味
あがり症とは、社交不安障害とも言われる、日常生活の中で極度の緊張や不安を感じる症状のことです。
緊張や不安は常人でもたびたび感じるものですが、その程度が著しく強い、または高い頻度で訪れるというケースで使っていきます。
したがって、緊張と不安に関して、異常な状況が生じやすい人に対して使われることが多いです。
「赤面症」の意味
赤面症とは、緊張によって顔が赤くなることを恐れる症状のことです。
赤面症に関しても、社交不安障害と表現されることがあります。
そして、赤面症も緊張と不安が要素になっているので、あがり症と似ている面があると評価できます。
ただ、あがり症と比べると、赤面症という言葉を見聞きする機会はあまり多くないと言えるでしょう。
「あがり症」と「赤面症」の用法や用例
「俺は昔からあがり症で、特定のシーンでというよりは、日常的に緊張や不安を強く感じやすいんだ。
したがって、あがり症の存在は非常に困った問題なんだよね。」
「赤面症になると、顔が赤くなりやすく、しかもそれ自体に関して不安を感じやすくなるから本当に厄介だよな。
自分の顔は自分で確認しづらいから、余計に不安が大きくなりそうだ。」
あがり症と赤面症は共通点が多い
あがり症と赤面症はともに社交不安障害と表現されることがあります。
また、緊張や不安が要素になっている点も共通しているのです。
したがって、同じような症状とも評価できるでしょう。
ただ、あがり症は緊張や不安それ自体が症状ですけど、赤面症は緊張はきっかけであり、症状としては顔が赤くなることと不安を感じることです。
だから、そこに違いがあります。