夕べは「夕方の頃のこと」。
基本的には夕方を指す言葉ですけど、世間一般では昨日の夜を指す言葉として使われている状況です。
したがって、夕べについては正しい意味と実際に使われている意味がやや異なっています。
昨夜は「昨日の夜のこと」。
こちらはそのままの意味なので、意味に関して間違って使う可能性はかなり低いです。
「夕べ」の意味
夕べとは、夕方の頃です。
本来の意味はこういったものであり、夕方の時刻を指す際に使われると言えるでしょう。
しかし、現実ではそういった意味ではあまり使われていません。
というのも、夕べと言えば、昨日の夜を指す言葉であり、そういった意味の言葉として理解している人が多くいると思われるので、ここは知っておきましょう。
「昨夜」の意味
昨夜とは、昨日の夜のことです。
昨日の夜を指しているという意味では、夕べと意味は変わりません。
ただ、昨夜は本来の意味と実際に使われている意味が一致している状況なので、そこに関しては理解しておくと良いでしょう。
昨夜という言い方は一般的な会話の中ではあまり使われず、ニュースなどのシーンに限られると言えるでしょう。
「夕べ」と「昨夜」の用法や用例
「夕べはゲームを長時間やっていたから、さすがに目が疲れてしまった。
もう少し休憩しながらやればよかったかなと思っているけど、すごいハマってしまったんだよ。」
「昨夜は家族で外食に出かけた。
こういった機会はあまりないから非常にワクワクしてしまったよ。
やっぱり普段食べられないような料理を味わえるのは格別だよね。」
夕べと昨夜は同じ意味として使われている
夕べと昨夜に関しては意味は本来は異なっています。
ただ、実際は同じ意味として使われているので、こういった部分は頭に入れておきましょう。
そして、夕べは日常会話の中でたびたび登場しますが、昨夜に関してはあまり使われません。
ニュースなどの丁寧な言い方をするようなケースのみで使用するので、馴染みは感じづらいでしょう。