上等は「上のクラスのこと、品質が優れていること、喧嘩言葉のこと」。
「ハイクラス」と言い換えると分かりやすい。
上質は「品質が良いこと」。
「上品質」と言い換えると分かりやすい。
上等は上級と同じことで等級が上のこと、品質が上のことを言います。
ヤンキー言葉で「上等だ!表へ出ろ」の上等は喧嘩の買い言葉で、売り言葉が自分のような喧嘩が強いものに対してよく言うものだと言う意味です。
上質は品質が優れていることです。
「上等」はハイクラス
「上等」は等級がある場合、上の等級のことを言います。
「上等・中等・下等」の上等で、一等級・上級・ハイクラスと同じような意味にもなります。
また、品質的に優れているものも言い、普及品に対する言葉で材質から違う手がかかったイメージの高級品のことです。
「上等なものはやはり違うな」「金持ちは上等なものしか身に付けないようだ」などと使います。
「上質」は上品質
「上質」は品質に関した言葉です。
「上質・中質・低質」の上質で、一級品・上級品・ハイクオリティと同じ意味合いを持つ言葉です。
一般的に「上質」は材質が普及品とは異なること、仕上がりが丁寧なこと、物により装飾に貴金属を使うことなどが条件となります。
「上質にこだわる」「上質を知る」「これは上質品だ」「この店は上質品しか置いていない」などと使います。
「上質」だから「上等」
「上等」であるためには、「上質」であることが求められます。
一級品と呼ばれるためには、材質から違うものです。
質が良い高級材質を使い、手の込んだ装飾をしてハイクラスの雰囲気が無ければなりません。
例えば装飾品ではプラチナや金で出来ていることが上等ということになります。
銀製品は純銀であれば上等品と言えますが、合金では一級品にはなれないのです。
「上等」と「上質」とは
「上等」は上の等級のことを言います。
下の等級は中等・下等となり、上等と区別がなされます。
品質的には当然「上質」でなければなりません。
普及品ではありませんから、材質が違うことが条件となります。
つまり「上質」でもあるので、「上等」と「上質」は品質に関しては同じ意味を持ちます。
また、「上等」はおのずと品格が感じられるものです。
「上等」はヤンキーでもよく使われるもので、売り言葉に買い言葉で相手のことを褒め倒す言葉になります。