堅守は「堅く守ること」。
要するに堅実に守ることという意味があり、地味ながらしっかりと守っている状況がうかがえる言葉と言えるでしょう。
死守は「命がけで守ること」。
命をかけながら守るという意味であり、こちらの方がより必死に守る状況が伝わってくるでしょう。
絶対に守らないといけないという気持ちを感じやすいです。
「堅守」の意味
堅守とは、堅く守ることです。
堅実に守るという意味があるので、そんなに派手な雰囲気は感じられないものの、しっかりと守ろうとする雰囲気は感じやすいはずです。
したがって、頼りがいは十分に感じやすいはずです。
スポーツなどの場面でよく見られる表現で、野球やサッカーなどの守備の面で特に見聞きする機会があるでしょう。
「死守」の意味
死守とは、命がけで守ることです。
命をかけて守らないといけないような状況で使う言葉であるため、そこまで頻繁に使用するような言葉ではありません。
しかし、特定のモノを絶対に失うわけにはいかないというケースで使うことがあるので、たまに見聞きする可能性はあるでしょう。
よほどのケースでしか使わない言葉ではありますが。
「堅守」と「死守」の用法や用例
「このチームは堅守な点が特徴だ。
したがって、なかなか点を取るチャンスがない。
ただ、地道に攻撃をしていけば、なんとか突破口はあるはあずだ。
粘り強くやっていこう。」
「どんなに大きな災害が起きたとしても、我が家に伝わる家宝だけは死守しないといけない。
これだけは絶対に持って逃げるべきだという点は常に頭に入れておこう。」
堅守と死守は使用頻度に違いがある
堅守と死守はどちらも守るという意味に関連した言葉です。
したがって、堅守と死守は同じような意味を持っています。
しかし、堅守は日常生活の中で見聞きする可能性があり、特にスポーツの分野ではメジャーな言葉ですが、死守については滅多に聞く言葉ではないですし、実際に使う状況はかなり稀と言えるので、そこに違いを見出すことができます。