後ろ盾は「弱い者が強力な後援を受けること」。
「後援者」と言い換えると分かりやすい。
七光りは「強い親の子供が親の威光で恩恵を受けること」。
「恩恵」。
と言い換えると分かりやすい。
後ろ盾は精神的なものと金銭的なものがあります。
精神的なものは社会的地位の高い人がバックにいることで、金銭的なものは「パトロン」「タニマチ」などと呼ばれます。
「七光り」は「親の七光り」のことです。
「後ろ盾」は背景に強力な人が付いていることです。
「後ろ盾」は力がまだない人のバックに社会的地位の高い、影響力のある人物が付いていることです。
良く政治家同士に使われます。
例えば「選挙で立候補した若者は所属党の党首が後ろ盾として応援に駆け付けた」「部長の後ろ盾がある社員は大きな態度をとることがある」「後ろ盾に重要人物が付いている派閥は勢いがある」などと使います。
「七光り」は親の七光りのことを言います。
「七光り」は後ろ盾として社会的地位の高い親を持つ子息が、その威光により恩恵を受けることです。
「七光り」とは「七」が「たくさんの」と言う意味から、強い親の威光のことを言います。
子供は非力なのに親に強い威光があるために忖度が働き、子供が周囲から恩恵を受けられることです。
例えば就職や出世・結婚など有利に扱われます。
「七光り」は親の「後ろ盾」になります。
「七光り」も親の「後ろ盾」と言うことになります。
例えば二世議員は親が議員として活躍したためにその地盤・看板・鞄を引き継いで、楽らく議員になれる訳です。
俳優やタレント二世も同じことです。
むしろ世間が要望することもあり、芸能界に入れるのです。
それを嫌い、芸名を敢えて関係ないものにしている優秀な人もいます。
そのような人は活躍して名を上げるのですが、やはりあの人の息子だからと言う宿命はあるのです。
「後ろ盾」と「七光り」とは。
「後ろ盾」には精神的なものと経済的なものがあります。
精神的なものは後ろ盾になる人物の威光にすがるもので「七光り」もそれに該当します。
金銭的なものは後援者から資金援助をしてもらうことです。
相撲の「タニマチ」、芸術家や水商売の「パトロン」などが該当します。
「七光り」は親の威光により子供が忖度を受け有利な待遇を受けることです。
二世議員や二世俳優・芸人などが該当します。