沿うは「特定の基準などを守ること」。
何らかの基準やルールなどを逸脱せず、それを守りながら行うようなシーンにて使われることが多いです。
添うは「特定のものから離れないで一緒にいること」。
特定のもののそばにいるような状況に対して使います。
しかし、添うという言葉は添うだけで使うことは少ないので、そこは覚えておきましょう。
「沿う」の意味
沿うとは、特定の基準などを守ることです。
あらかじめ決まっている基準やルールなどを逸脱しないで、守りながら何かを行っていくシーンで使うことが多いため、沿うというのはそういう意味を持っている言葉と理解できます。
だから、沿うという言葉は守るとか、遵守するなどの言葉に言い換えることができます。
ただ、そんなに頻繁に使う言葉ではないです。
「添う」の意味
添うとは、特定のものから離れないで一緒にいることです。
そばにいるようなシーンで使うことが多いので、使用するタイミングは割とはっきりしています。
ただ、添うという言葉はそのまま使うというよりは、寄り添う、付き添うなどの形で使うことが多いので、添うという形で見聞きする機会はそこまで多くないので、ここは覚えておきましょう。
「沿う」と「添う」の用法や用例
「今回はかなりルールが厳しいから、ちゃんとルールに沿うように行わないといけないだろう。
ルールを逸脱すると、即失格になる可能性があるから気を付けないといけないな。」
「大切な人に関してはできるだけ長く寄り添う時間を作りたいと思う。
実際、一緒にいるだけで幸せだと思えるような人はこの世にはちゃんといるはずだから。」
沿うと添うは意味が割と違う状況
沿うは基準やルールを守るという意味であり、添うはそばにいるという意味になります。
したがって、それぞれは意味は結構違う状況と言えるでしょう。
そのため、区別はしやすいと感じるはずです。
沿うと添うに関しては日常生活で頻繁に使うとは言えません。
また、添うに関しては寄り添う、付き添うなどの形で使うことが多いです。