あっさりは「簡単であること、味がしつこくないこと」。
非常に簡単な様子を表したときに使う言葉ですけど、味がシンプルな感じでしつこくないケースでも使う言葉です。
淡泊は「物事が単純で、複雑さが感じられないこと」。
あっさりと同じような意味の言葉となっています。
したがって、区別はしづらいと言えるでしょう。
あっさり同様に多くの場面で使えます。
「あっさり」の意味
あっさりとは、簡単であること、味がしつこくないことです。
簡単であることに関しては、どちらかと言えば悪い意味で使われやすいです。
したがって、そこは覚えておきましょう。
でも、味がしつこくないという意味も持っており、こちらの意味でも割と使用する言葉と言えます。
だから、あっさりについては複数の意味を理解しておく必要があるということです。
「淡泊」の意味
淡泊とは、物事が単純で、複雑さが感じられないことです。
要するに簡単ということになるので、あっさりと同じような意味と解釈できます。
淡泊に関しても、この意味においては悪い意味で使われやすいと言えるでしょう。
あっさりと淡泊に関してはほとんど同じような意味ですけど、あっさりの方が日常会話の中では出てきやすい言葉と言えます。
「あっさり」と「淡泊」の用法や用例
「このイニングの攻撃は三者凡退であっさりだったな。
あっという間に終わってしまったし、もう少し工夫するところが見たかったというのが本音だ。」
「この絵は非常に淡泊な出来栄えだな。
もう少し複雑な状況を描いた方が良かったかもしれない。
これからはそういった部分も気にしながら、作品を仕上げていった方が良いだろうな。」
あっさりと淡泊は同じ意味を持っている
あっさりと淡泊に関しては、どちらも簡単であるという意味を持っています。
したがって、両者は同じような意味の言葉と評価できるはずです。
しかし、あっさりには味がしつこくないという意味もあります。
したがって、違いも存在している状況なので、そこは理解しておきましょう。
似た意味の言葉ではあるものの、違いは一応あるわけですから。