欠勤は「自分が仕事を行うべき日において、仕事を休むこと」。
一般的には会社で働いている人が使うことが多く、出勤すべき日に会社に行かない状況を表しています。
休職は「一定期間仕事を休むこと」。
何らかの理由により、一定期間仕事を休まざるを得ない状況を示しています。
休職についても、会社勤めの人が使うことが多いです。
「欠勤」の意味
欠勤とは、自分が仕事を行うべき日において、仕事を休むことです。
本来は出勤すべき日なのに、仕事を休んで会社に行かないという状況を示しています。
欠勤は基本的に1日単位となっており、1日でも出勤すべき日に出勤しなかったら欠勤という言い方ができます。
会社で働いていれば、欠勤をするような瞬間は誰でもあるでしょう。
「休職」の意味
休職とは、一定期間仕事を休むことです。
1日単位ではなく、まとまった期間仕事を休まないといけない事情が発生した際に使われる言葉と言えます。
休職と言えるケースにおいては、会社側にとっては非常に困った事態となるものの、基本的には解雇されることはなく、給料を支払わないという対応をすることが多いと言えるでしょう。
「欠勤」と「休職」の用法や用例
「うちの会社は欠勤に関して非常に厳しい。
多少の熱があるくらいならば会社に来いと言ってくる。
この前なんて37.5度の熱のときでも休むことを認めてもらえなかったからな。」
「精神的な病にかかってしまい、しばらく休職することになった。
いつ復帰できるかは分からないが、会社に迷惑をかけられないからできるだけ早く戻りたいと思う。」
欠勤と休職は期間の違い
欠勤と休職はともに仕事を休むことを意味していますけど、期間が異なっています。
欠勤は基本的には1日単位で使われる言葉ですが、休職は1週間や1か月など、ある程度のまとまった単位で使われる言葉です。
したがって、同じような意味の言葉ではあるものの、明確な違いが存在しているので、区別自体はしやすいと思われるのです。