「無抵抗」と「言いなり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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無抵抗は「自分にとって望ましくない状況であるにもかかわらず、特に抵抗するそぶりを見せない状況のこと」。

相手の思うままという状況になっている際に使います。

言いなりは「主体性がなく、相手の言う通りにする状況のこと」。

自分で考えたり、判断するのではなく、相手の言うことにただ従うだけという状況を指しているのです。

「無抵抗」の意味

無抵抗とは、自分にとって望ましくない状況であるにもかかわらず、特に抵抗するそぶりを見せない状況のことです。

本来であれば抵抗をした方が得であるにもかかわらず、そういう素振りを見せない状況を指しています。

そのため、相手の思うままの状態となっており、相手にとっては非常に好都合と評価できる光景に見えてくると言えます。

「言いなり」の意味

言いなりとは、主体性がなく、相手の言う通りにする状況のことです。

基本的には自分で考えたり、判断することがなく、相手の言っていることにそのまま従う状況を指しているので、操り人形のような光景に見えてくるでしょう。

無抵抗と意味は似ていますけど、抵抗すべき場面とは言えないケースも多々あるため、そういう部分で違いがあります。

「無抵抗」と「言いなり」の用法や用例

「政府のやりたい放題の状況に関して、国民は無抵抗の状況が続いている。

このままでは国の思うがままの状況になりかねない。

だからこそ、国民の側で蜂起を決意すべきではないだろうか。」

「俺はこれまでずっと上司の言いなりだった。

立場上言い返すことが難しいという事情もあったんだが。

そういった部分を踏まえると、ちょっとは言い返してみたくなってきたな。」

無抵抗と言いなりは自分の意思を貫けない状況を示している

無抵抗と言いなりに関してはどちらも自分の意思を貫くことができない、相手の意思に合わせざるを得ない状況を示しています。

したがって、その点では似ています。

ただ、無抵抗は抵抗すべき場面で使用するのに対して、言いなりはそうとは言えない場面でも使っていくため、そこで違いを認識することができるはずです。

一応区別する部分はあるのです。

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