「のろい」と「とろい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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のろいは「進むのが遅いこと」。

のろのろという言い方をすることもありますけど、進み方が非常にゆっくりで、遅いと感じるようなシーンで使っていきます。

とろいは「勢いが弱いこと」。

いろいろな状況で使うことができる言葉ですけど、例えば火の勢いが弱いようなときに使用することが多いです。

能力の低さを指摘する機会で使います。

「のろい」の意味

のろいとは、進むのが遅いことです。

特定の方向に進んでいるものに関して、スピードが遅いときに使っていきます。

ただ、それとは別に仕事を進めるスピードが遅いなど、そういうシーンで使うこともあるので、いろいろな機会で使用できる言葉と言えます。

基本的には特定の人物などの能力が低いことを指摘する意味で使われやすいです。

「とろい」の意味

とろいとは、勢いが弱いことです。

例えば火が弱いときに、とろ火という言い方をしますけど、そういった使い方が代表的です。

とろいに関しても仕事を進めるのが遅いシーンなどで使うことがあるため、のろいと同じような場面での使用が可能となっています。

とろいについても、特定の人間の能力が低いことを指摘する意味で使用されやすいです。

「のろい」と「とろい」の用法や用例

「この動物は非常に動きがのろいな。

人間からすればそんな風に感じられる。

動物からすればこれが普通であり、日常的な光景なんだろうがな。」

「お前はなんでそんなにとろいんだ。

もっとテキパキ仕事をしてくれよ。

そうしないと間に合わないじゃないか。

ちゃんと締め切りが存在しているのだから、常にそれを意識したうえで動いてくれよ。」

のろいととろいは能力の低さを指摘する機会で使用することが多い

のろいととろいはともに動きが鈍い状況、勢いがない状況を指しています。

絶対にそうというわけではないものの、ともに特定の人物の能力が低いケースで、それを指摘する意味で使うことが多いでしょう。

だから、そういう傾向があることを覚えておくと良いです。

ただ、とろいに関しては火が弱いケースでも使い、この場合には意図的に火の勢いを弱くするので注意です。

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