「氏」と「素性」の違い・意味と使い方・由来や例文

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氏は「血統が同じ系統のこと、氏名などに付ける尊称のこと。」

「氏名尊称」と言い換えると分かりやすい。

素性は「生まれや育ちの経緯のこと」。

「出自」と言い換えると分かりやすい。

氏素性と一言に使うことがほとんどですが、氏は尊称として盛んに使われる言葉になっています。

「何某氏」「山田氏」「太郎氏」、女性にも「田中真紀子氏」などと使います。

「氏」は家のことで先祖を同じくする一族のことを言う

「氏」は家系で、先祖が同じ氏族のことです。

「姓」とも言い、苗字とは別にされていました。

「姓名」「氏名」と言えば「家の名前と苗字のこと」です。

「山田と太郎」と言うことになります。

この場合の「山田」が「氏」で先祖が「山田何某」と名乗ったのが初めで、それから続く一族のことを「氏」と言ったのです。

また、「氏」は尊称として主に男性に使われます。

「素性」は生まれと育ちの経緯のこと

「素性」は出自とどこでどのように生まれ、どのような環境で育ったのかと言う経緯のことです。
その人の氏・出自はもとより、育った環境や経歴などのことを言います。

例えば「氏素性のハッキリしないものは雇う訳にはいかない」「結婚相手にはその人の素性を知る必要があります」「素性がばれた」「素性が卑しい」などと使います。

「氏」「素性」は一緒に使います。

「氏と「素性」は一つの言葉で使われます。

「氏素性」となります。

その人がどのような人なのかを、知るうえで欠かせない情報になります。

例えば「氏素性がハッキリした人だから安心だ」「あの男の氏素性を洗い出せ」「氏素性を知ってびっくりした」「氏素性で人を評価してはいけない」「氏素性がどうでもその人の人間性が問題なのだ」などと使います。

「氏」と「素性」

「氏」は家系のこと。

「素性」は氏と生まれてからの経緯・経歴のことです。

これらは封建時代にも大事な情報でしたが、現代では「経歴書」に書かれていることになります。

出自は差別に繋がるということで本籍地は明らかにしないようになっているようです。

「氏」も男女別姓などの流れの中で、余り大事なものとは認識されていません。

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