仮面は「扮装をするときに顔につける面のこと」。
自分の顔を隠して扮装をする必要があるときに使うもので、日常的に使用するものとは言えません。
覆面は「自分の顔を隠すために布などで覆うこと」。
覆面に関しては顔を隠すという目的があり、さらに使うものは布である点が特徴と言えるでしょう。
正体を隠す際に使う言葉と言えます。
「仮面」の意味
仮面とは、扮装をするときに顔につける面のことです。
仮面に関しては結果的に顔を隠すことになるため、そこが特徴的ですが、あくまでも目的は扮装をするためであり、正体などを隠す必要があって、身に付けるものではありません。
そこに関しては覚えておく必要があります。
仮面自体は、多くの人たちにとって馴染みがある存在とは言えないでしょう。
「覆面」の意味
覆面とは、自分の顔を隠すために布などで覆うことです。
基本的には自分の正体がバレないように、そういったことを画策する際に使う言葉と言えます。
基本的には布を使って自分の顔を隠すという意味ですが、そうじゃないケースも含みます。
したがって、自分の正体を隠す必要があるときには分け隔てなく使うことができるのです。
「仮面」と「覆面」の用法や用例
「仮面をつけると誰が誰だか分からなくなるな。
ただ、普段の雰囲気とは全く違う状況に見えるから、扮装をするときにはもってこいのアイテムなんだろうね。」
「たまに覆面パトカーがいるんだよな。
警察関係者であることを悟られないために、分からないようにそういったパトカーを使用することがある。
見た目は普通の自動車だから、見分けはつきづらいだろうね。」
仮面と覆面はどちらも正体を隠す効果がある
仮面と覆面に関しては、どちらも正体を隠すことができるという効果を持っています。
仮面に関しては、目的は扮装であり、正体を隠すことが本来の目的ではありません。
しかし、結果的に正体を隠すことが可能になるので、覆面と同じような状況を実現できるのです。
仮面と覆面は意味は違いますが、状況はかなり似ていると言えます。