「驚愕」と「愕然」の違い・意味と使い方・由来や例文

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驚愕は「大きく驚くこと」。

単に驚くと表現するよりも、驚愕という言葉を用いた方がその程度がより強く感じられるので、そういった言い方をあえてする場合が多々あります。

愕然は「非常に驚いている状況のこと」。

意味としては驚愕との違いがほとんどありません。

したがって、愕然に関しては驚愕と同じように使っていくことができます。

「驚愕」の意味

驚愕とは、大きく驚くことです。

普通に驚くよりも、より程度が大きいケースで使うと言えます。

驚愕と表現する機会はそれだけ限られるので、日常生活では遭遇しないようなかなり変わった経験をしたようなときに使うことが多いでしょう。

したがって、それなりにメジャーな言葉ですが、使用頻度はそこまで高くはないと言えるはずです。

「愕然」の意味

愕然とは、非常に驚いている状況のことです。

意味に関しては、驚愕とほとんど変わらないと言えるでしょう。

したがって、愕然に関しては、驚愕と同じくらいの頻度で使われやすい言葉と評価できます。

しかし、厳密に言えば、驚愕よりも愕然の方が驚いている程度がより大きいので、驚愕よりも愕然の方が驚きの程度が強いと言えるでしょう。

「驚愕」と「愕然」の用法や用例

「今日朝起きたら、遅刻確実な時間になってて、驚愕だったよ。

急いで支度をして家を出たけど、案の定遅刻をしてしまった。

目覚まし時計を見た瞬間は非常に焦ったな。」

「人生で経験したことがないほどの大きな地震がきて、本当に驚いたんだけど、テレビでニュースをチェックしたら別の地域はもっと大きな地震が発生していたらしく、愕然としてしまった。」

驚愕と愕然は驚きの程度の違い

驚愕と愕然に関しては、どちらもとても驚く状況を指しています。

意味の違いはほとんどないと思われるでしょう。

したがって、区別をするのは意外と大変です。

ただ、厳密に言えば驚愕よりも愕然の方が驚きの程度が上なので、そういった部分で違いを認識し、実際に使用をしていくと良いです。

微妙に違いがある点は覚えておきましょう。

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