「禁酒」と「断酒」の違い・意味と使い方・由来や例文

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禁酒は「お酒を飲むことをやめること、やめさせられること」。

自分の意思でお酒を飲むことをやめる場合も含まれますが、誰かに命令されてやめるケースも含まれます。

断酒は「お酒を飲むことをやめること」。

断酒に関しては誰かに命令されてやめるのではなく、自分の意思でやめるケースのみを指すので、その点で禁酒とは違います。

「禁酒」の意味

禁酒とは、お酒を飲むことをやめること、やめさせられることです。

自分でやめるケースもあれば、誰かの命令でやめさせられるケースも含みます。

お酒を飲むことで何かしら問題がある場合について、自分でお酒をやめたり、誰かの命令でお酒をやめるという選択をします。

禁酒に関しては、日常的にかなり使われている言葉と言えるでしょう。

「断酒」の意味

断酒とは、お酒を飲むのをやめることです。

断酒は自分の意思でやめる際に使う言葉なので、誰かの命令でやめる際には使いません。

したがって、使用できるシーンはそれだけ限定されます。

禁酒とかなり似ているとは言え、基本的に自分の意思でお酒をやめる際にしか使えないので、断酒は相対的にマイナーな言葉と言えるでしょう。

「禁酒」と「断酒」の用法や用例

「健康診断の結果がよくないんだ。

医者からはお酒をやめた方が良いと言われた。

したがって、ついに禁酒をしようかなと思うんだよね。」

「長年続けてきたお酒をやめようかなと思う。

お金がかかって仕方ないから、断酒を決行しようと思うんだ。

ずっと続けてきたものをやめるというのは難易度が高いと思うんだけど、これは本当にやらないとマズイと思っている。」

禁酒と断酒はかなり似ている言葉

禁酒と断酒については違いが分からないという人が多いはずです。

実際、混同して使っている人も多いでしょう。

ただ、禁酒は誰かの命令でお酒をやめるケースを含んでいるので、自分の意思のみでお酒をやめる断酒とはそこが違います。

禁酒の方がどちらかというとメジャーな言葉と言えるため、断酒を使う機会はあまり多くないはずです。

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