財産は「特定の人にとって非常に重要なかけがえのない存在のこと」。
金銭的価値を有しているものだけに限らず、いろいろなものが該当します。
資産は「金銭的価値を持つ形あるもののこと」。
形があり、モノ自体を目で確認することができ、さらにそれを売ることで一定の金額になるような状態のものを資産と呼ぶことが多いと言えます。
「財産」の意味
財産とは、特定の人にとって非常に重要なものであり、かつかけがえのないもののことです。
それが金銭的価値を有している場合も多々ありますけど、そうじゃないケースもあります。
財産という言葉はかなり主観的に捉えられるので、人によって何を財産とするかは違っています。
財産と言うと、金銭的な価値を有するものというイメージがありますが、必ずしもそうではないのです。
「資産」の意味
資産とは、金銭的価値を有している形あるもののことです。
きちんと形があり、人間の目で確認できるものが該当しますが、金銭的価値がないといけません。
売ってもお金にならないようなものは資産とは言えないわけです。
ただ、実際に資産と言えるものは世の中に大量にあります。
現金以外で、資産と言えるものを全く持っていない人の方が少ないでしょう。
「財産」と「資産」の用法や用例
「私にはいろいろな財産があるけど、1番の財産と言えば思い出かな。
お金にはらないけど、これが消えたら非常に悲しいと思えるくらいの存在なんだよね。」
「私はいろいろな資産を持っているけど、その中で最も高額なのはやっぱり持ち家かな。
すでにローンは全て払い終わっているから、完全に自分のものになっているんだよね。」
財産と資産は実は大きく違うもの
財産と資産という言葉に関して、同じようなものと思っている人が多いかもしれませんが、実はそうではありません。
資産は金銭的価値を有している必要がありますけど、財産はその必要がないので、他人から見れば全く価値を感じられないものでも財産と呼ぶことができます。
自分にとって大きな価値があれば、何でも財産にできるのです。