「選抜」と「選出」の違い・意味と使い方・由来や例文

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選抜は「多くある候補の中から特に良いものを選び出すこと」。

候補がたくさんあって、その中から少数を選び抜くような状況を指しているのです。

選出は「投票や話し合いを通じて、特定のものを選び出すこと」。

手段に関しては特に限定されていませんけど、とにかく何かを選び出すような状況があれば、それは選出と言えるのです。

「選抜」の意味

選抜とは、多くある候補の中から良いものを選び出すことです。

候補がたくさんある中で、少数のものを選ばないといけないときに選抜という言葉を使うことが多いです。

選抜に関しては、普段の生活の中でそんなに頻繁に使うような言葉ではないでしょう。

ただ、誰もが聞いた言葉だと言えるはずなので、馴染みはあると思われますが。

「選出」の意味

選出とは、投票や話し合いなどにより、特定のものを選び出す状況を指しています。

いろいろな機会で使えますが、代表的なのは選挙でしょう。

国政選挙、地方選挙、学校の生徒会の選挙などでは、選出という作業が行われています。

したがって、選出に関しては多くの人たちにとって馴染みが大いに感じられる言葉であると言えるはずです。

「選抜」と「選出」の用法や用例

「今回は大会に向けてベンチ入りのメンバーを選抜するのに苦労した。

うちの野球部は多くの部員を抱えており、その中でベンチ入りできる数はわずかだからな。」

「生徒会の会長を選出するにあたっては選挙を実施することになるが、その前に全校生徒に向かって所信表明をすることになる。

これが投票結果に大きくかかわるかもしれないな。」

選抜と選出はともに選び出すこと

選抜と選出に関しては候補の中から選ぶことという意味では一緒です。

しかし、選抜については多くの候補から優れたものを選ぶという意味があり、選出は単に候補の中から選ぶ作業と言えます。

したがって、それぞれの細かい意味に関しては違いがあると言えるため、実際に使う際には区別をしたうえで使用していくと良いでしょう。

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