「クッキー」と「ビスケット」と「クラッカー」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「クッキー」は、ビスケットに類する洋菓子のことです。

ビスケットより脂肪分が多いものをいいます。

「ビスケット」は、小麦に砂糖・バター・牛乳・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼いた薄く固めの小型の洋菓子を指します。

「クラッカー」は、堅く焼いた薄い塩味のビスケットのことです。

砕けやすいことからこの名前になりました。

「クッキー」の意味

「クッキー」は、ビスケットに類する洋菓子のことです。

ビスケットより脂肪分が多いものをいいます。

小麦粉にバター・牛乳・卵・砂糖・香料などを混ぜ、型ぬきしたり絞ったりして種々の形を作りオーブンで焼いた洋菓子のことです。

英国では「cooky」で表されます。

米国では「cookie」が使われます。

「クッキー」は、英国ではビスケットの一種とされます。

ビスケットと同じ製法ですが、ビスケットに比べ脂肪分が多いのが特徴です。

米国では「クッキー」という言葉が一般化しています。

一説に、ビスケットは機械生産、クッキーは手作りとされます。

「ビスケット」の意味

「ビスケット」は、小麦に砂糖・バター・牛乳・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼いた薄く固めの小型の洋菓子を指します。

保存性が高く多くの種類があります。

強力粉を使ってオーブンで焼いたものを「ハードビスケット」といいます。

薄力粉に牛乳や卵を多めに加えて柔らかく焼いたものを「ソフトビスケット」といいます。

バターが多く含まれたものは、「クッキー」と呼ばれます。

語源は、英国のビスケー湾で難破した船の船員が作ったものに由来すると云われます。

または、フランス語の「2度焼き」を意味する「ビスキュイ」から来ているという説もあります。

日本では、「ビスケット」は、ポルトガル人によってもたらされました。

これによりポルトガル語の「biscouto」が語源ではないかと云われます。

英語では「biscuit」で表されます。

「クラッカー」の意味

「クラッカー」は、固く焼いた薄い塩味のビスケットのことです。

小麦粉を主原料にバター・牛乳・塩などを入れ、板状して焼いた洋菓子です。

製造工程に発酵が含まれるために膨張し、食感はサクサクしています。

砕けやすいことからこの名前になりました。

ソーダクラッカー・チーズクラッカー・クリームクラッカー・プレッツェルなど多くの種類があります。

英語では「a cracker」で表されます。

「クッキー」は甘い味の小型の焼き菓子で脂肪分の多いもの、「ビスケット」は甘い味の小型の焼き菓子、「クラッカー」は塩味の小型の焼き菓子
米国では塩味の小型の焼き菓子を「a cracker/クラッカー」といいます。

そして、甘い味の小型の焼き菓子を「a cookie/クッキー」といいます。

ビスケットより脂肪分が多いものを指します。

米国で「biscuit/ビスケット」という場合は、ふくらし粉かソーダを入れて焼いた小型パンを指します。

英国では、甘い味の小型の焼き菓子を「biscuit/ビスケット」といいます。

「biscuit/ビスケット」は、「a cracker/クラッカー」と「a cookie/クッキー」の総称です。

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