「好き嫌いが多い」と「偏食」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

好き嫌いが多いは「好きなものは食べ、嫌いなものは食べないこと」。

「選り好み食事」と言い換えると分かりやすい。

偏食は「食事がある栄養素に偏っていること」。

「アンバランス食事」と言い換えると分かりやすい。

「好き嫌いが多い」と「偏食」は意味が同じで、子供の頃は「好き嫌い」、大人になると「偏食」を良く使います。

「好き嫌いが多い」は子供に良く使います。

「好き嫌いが多い」は「好き」より「嫌いな苦手でどうしても喉に通らない食べ物」を食べないことをいいます。

なんでも食べることが健康に通じるという考えが指導者には強く意識され、そのため嫌いなものを食べようとしない子供には強く指導をするのです。

子供はいやいや食べさせられるために、一層嫌いになり好き嫌いが激しくなるようになります。

「偏食」は大人になってもあります。

「偏食」は好き嫌いをする子供だけでなく、大人も時に「偏食」と指摘されることがあります。

「偏食」は必要栄養素に偏りがある食事をしていることですが、例えばベジタリニアンは野菜主義者で肉を取らないため、蛋白質不足になり易いと考えられますし、肉ばかり食べ野菜を取らないことやご飯やパン・麺類を多く採れば「炭水化物・糖質」過剰で肥満体になるようなことを言います。

「好き嫌いが多い」子供は大人になっても「偏食」になりやすい。

「好き嫌い」も「偏食」の一つですが、例えば子供のころ「ネギ」が嫌いな子供は大人になったら好きになりなんでも食べると言うこともあり、必ずしも好き嫌いが偏食になるということではないのです。

しかし、好き嫌いをすることは「わがまま」な性格が強いこともあり、性格は大人になっても続くので、偏食になり易いと言えるかも知れません。

「好き嫌いが多い」と「偏食」は同じこと。

「好き嫌いが多い」子供はむしろ好きなものばかり偏って食べていることが考えられます。

嫌いなものは、少しはあるのでしょうが、現代社会は昔と食生活が一変していますから、子供の好きそうな食べ物は溢れる程あります。

そこで、子供は好きなものを選んで食べ、結果として「嫌いより好きが多く」なり偏食となるのです。

子供の野菜嫌い、大人の栄養アンバランスは偏食です。

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