失点は「主にスポーツにおいて、あるチームが相手チームにとられた点数の総計のこと」。
相手チームにとられてしまった全ての点数を指しています。
自責点は「主に野球において、あるチームが相手チームの安打、犠飛、犠打、盗塁、四死球などによって失点した際に記録される点数の総計のこと」。
細かい条件を満たしたうえで記録される失点と言えます。
「失点」の意味
失点とは、いろいろなスポーツにおいて使われる用語で、あるチームが相手チームにとられた点数の総計です。
基本的に細かい条件がついているケースはほぼなく、単純にとられた点数がそのまま失点になると言えるでしょう。
したがって、どんなスポーツにおいても失点に関しては非常に分かりやすい、理解しやすい状況になっています。
「自責点」の意味
自責点とは、主に野球において、あるチームが相手チームにとられた失点のうち、安打、犠飛、犠打、盗塁、四死球などが原因になっているものの総計です。
だから、単純に失点の数がそのまま自責点になるわけではない点に注意です。
エラーなどで失点したケースでは自責点は記録されません。
失点と比べて自責点の方が小さくなるのが通常であり、失点のうちの何割かが自責点になると言えます。
また、野球においてはチーム単位のみならず、投手単位でも使われる用語です。
「失点」と「自責点」の用法や用例
「今シーズンは失点がどうも多かった。
いろいろなケースで点をとられることが目立ったため、チームの順位も芳しくない。
来シーズンはとにかく守りを鍛えることに集中しよう。」
「今シーズンはチームの失点は多かったけど、自責点はそこまでではない。
エラーとかが多かったのかな。
もったいない失点の仕方をしたシーンが多かったのだろう。」
自責点の定義が重要である
失点の定義に関してはあらゆるスポーツにおいてほぼ共通であり、基本的に悩む部分はないと言えるでしょう。
しかし、自責点に関しては野球に詳しい人間でも正確に理解していないことが多いです。
自責点が記録されるシーンとはどんな状況のときなのか?そこを頭にちゃんと入れておくと、野球を見るときにより楽しむことができるでしょう。