「敷居が高い」と「ハードルが高い」の意味と使い方・由来や例文

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敷居が高いは「特定の家などに行きづらい状況のこと」。

面目ないなどの理由が挙げられますが、それ以外にも何らかの理由で行きづらい状況が生じているときには、敷居が高いという言い方をします。

ハードルが高いは「乗り越えないといけない困難が大きく感じられる状況のこと」。

高い壁が立ちはだかっている状況と言えるでしょう。

「敷居が高い」の意味

敷居が高いとは、何らかの理由で特定の家などに行きづらい状況のことです。

一般的には面目ないといった理由であることが多いですけど、それ以外の理由でも使われることがあります。

家だけじゃなくて、お店などに対して使われることがあり、なんとなく自分には場違いと思われるようなお店に行きづらい感覚を覚えた際に、敷居が高いを使います。

「ハードルが高い」の意味

ハードルが高いとは、自分にとって乗り越えないといけない困難があまりにも大きいときに使います。

乗り越えないといけないものではあるが、それが難しいと感じるようなときに主に使用する言葉です。

困難というのは人生では何度も訪れるものですし、そういう意味ではハードルが高いという表現を使用する機会は割とあるはずです。

「敷居が高い」と「ハードルが高い」の用法や用例

「あのお店ってすごいリッチな雰囲気があって、有名人とかも結構来るらしいんだ。

普通のサラリーマンでしかない自分にとっては、かなり敷居が高く感じられるよ。」

「上司から仕事を一気に頼まれてしまったが、これ全部を明日までなんとかしてくれって、さすがにハードルが高いと言わざるを得ないな。

明日までにちゃんとできるかな。」

敷居が高いとハードルが高いは全く別の意味

敷居が高いとハードルが高いに関しては、表現としては似ている雰囲気があるものの、意味としては全く違います。

敷居が高いは家やお店などに行きづらい状況を指しており、ハードルが高いは困難が大きい状況を指しています。

したがって、それぞれを使う場面は全く異なっているため、そこは特に頭に入れておかないといけないでしょう。

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