「自粛」と「遠慮」の違い・意味と使い方・由来や例文

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自粛は「自ら態度や言動などを慎むこと、控えること」。

特定の態度や言動などを自分でやめるように仕向けることを一般的に自粛と表現します。

遠慮は「特定の態度や言動などを慎むこと、控えること」。

意味としては自粛と変わりませんが、遠慮に関しては自分の希望や欲求を我慢するという意味合いが含まれることが多いと言えます。

「自粛」の意味

自粛とは、特定の態度や言動を慎むこと、控えることです。

その場その場で判断しながら、すべきじゃない態度や行動に関して、自分なりにやめることを意味しています。

自粛に関しては自分の希望などは特に関係なく、とりあえず特定の態度や言動などをやめること、改めることが重要と言えるでしょう。

ただ、社会の要請で自粛が求められる場合もあります。

「遠慮」の意味

遠慮とは、特定の態度や言動を慎むこと、控えることです。

意味としては自粛とほぼ変わりませんけど、遠慮に関しては特定の態度や言動を慎む、控える側が我慢をするという意味合いが含まれています。

つまり、特定の態度をとりたい、発言や行動をしたいと思っている人がそれを我慢するという意味合いを込めて、遠慮という言葉を使うのです。

「自粛」と「遠慮」の用法や用例

「日本を震撼させる災害が起きたときには、日本中は自粛ムードになるな。

なんとなく日本全体が盛り下がった感じで、非常に寂しい印象になってしまうよ。」

「あるイベントに車で向かおうと思ったのだが、車での来場は遠慮してほしいと言われた。

車の方が都合が良かったんだが、仕方ないな。

電車などを使って行くしかないか。」

自粛と遠慮は状況としてはほぼ変わらない

自粛と遠慮は、特定の態度や言動を慎むこと、控えることであり、状況としては全く同じと言えます。

ただ、遠慮に関しては特定の態度や言動を我慢するという意味合いが含まれ、特定の人たちにとって都合が悪い状況をもたらすと言えるでしょう。

遠慮することが、当人にとって不都合と言える際に使われえることが多いため、そこが特徴です。

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