牛乳石鹸の「赤」と「青」違い・意味と使い方・由来や例文

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年配者の場合、固形石鹸のブランドと問われると、思い浮かぶのは「牛乳石鹸」です。

その名の通り、牛乳の成分が含まれています。

牛乳石鹸の発売は1928年のため、約100年という長い歴史を誇ります。

ところで、牛乳石鹸には赤箱と青箱の2種類があり、関東では赤箱、関西では青箱が主流になっています。

赤と青は色だけではなく、様々な違いがあります。

赤箱の特徴

赤箱は本来、乾燥肌用になっているため、使用後にしっとり感を覚えます。

肌を乾燥から守るために潤い成分が含まれており、紫外線による肌のダメージに有効です。

赤箱には青箱には無い「スクワラン」という成分が含まれています。

スクワランは人間の体内にある潤い成分で、保湿化粧水にも含まれています。

スクワランは30代から急激に減少するため、赤箱はそれをカバーします。

青箱の特徴

青箱は赤箱より遅れて、1949年に販売されます。

青箱の使用後は赤箱のしっとり感とは違い、さっぱり感があります。

そのため、脂っぽい人や汗かきの人に適しています。

ただ、牛乳の成分によって肌がかさつくということはありません。

泡立ちはソフトで肌への優しさがあります。

なお、香りは赤箱がローズ調で、青箱はジャスミン調の香りが漂います。

赤箱と青箱の外見の違い

赤箱と青箱では外面面で以下の違いがあります。

1)サイズ
・レギュラー:赤箱100g/100円、青箱80g/85円
・ビッグ:赤箱125g/120円、青箱130g/110円
サイズ違いでそれぞれ3コ入り、6コ入りのセットで購入することができ、ギフト用に10コ入りも販売されています。

2)形
赤箱は丸みのある楕円形に近く、青箱は角のある長方形に近くなっています。

赤箱と青箱の違い

赤箱と青箱の違いには以下があります。

赤箱:しっとり感で、乾燥肌の人に向いています。

青箱:さっぱり感で、汗かきや脂っぽい肌の人に向いています。

香りは赤箱がローズで、青箱はジャスミンです。

大きさは赤箱の方が大きく、値段も高くなっています。

成分の違いでは赤箱には青箱にはないスクワランが含まれていますが、基本的な成分は変わりません。

泡立ちもほぼ同じです。

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