「附属校」と「系属校」の違い・意味と使い方・使い分け

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附属校は「特定の大学と同じ法人が運営している学校のこと」。

主に高校や中学校で当てはまる概念ですが、大学との結びつきが強いという特徴があります。

系属校は「特定の大学と違う法人が運営している学校のこと」。

同じく主に高校や中学校で当てはまる概念ですが、大学との結びつきは相対的に弱いと言えるので、そこが特徴です。

「附属校」の意味

附属校とは、特定の大学と同じ法人が運営している高校や中学校のことです。

大学名が学校名に入っていることが大半ですが、法人が同じということで、大学との結びつきが強く、大学のカリキュラムに関連した授業が行われるなどの特徴があります。

また、内部進学の枠が大きくあるなど、附属校はその大学に進学しやすい場合も多いです。

「系属校」の意味

系属校とは、特定の大学とは別の法人が運営している高校や中学校のことです。

同じく大学名が学校名に入っていることが多いですけど、大学との結びつきは相対的に弱く、それによって内部進学の枠は附属校と比べて小さい場合もあります。

内部進学のしやすさに関してはケースバイケースの面はあるものの、附属校よりも系属校の方が内部進学で有利ということはほとんどないでしょう。

「附属校」と「系属校」の用法や用例

「大学の附属校に入ると、大学進学が楽になるよな。

受験をしなくていいわけだから。

でも、枠が大きいとはいえ、絶対に内部進学ができるわけじゃないから、勉強はちゃんと頑張らないといけないな。」

「系属校は大学進学はそれなりに楽だよ。

附属校ほどじゃないかもしれないけど、学校の勉強を真面目にやっていればそのまま系列の大学に内部進学できる可能性は高まるから。」

附属校と系属校は結構似ている

附属校と系属校というのは、どちらも特定の大学名が名前に入った学校のことですが、大きな違いと言えば運営する法人であり、大学と同じ法人なのが附属校で、違う法人なのが系属校となります。

しかし、大きく違うと言えばそのくらいであり、あとは内部進学のしやすさとか、普段の授業の中身とか、そのあたりで微妙な違いがあるくらいです。

割と似た言葉と言えるのではないでしょうか?

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