無職は「職業として何もないこと」。
会社員や専業主婦、学生といった言葉と同様に職業として無職という言葉が使われます。
つまり、無職は職業としての名称になるのです。
失業中は「仕事を何もしていない状態のこと」。
失業中というのは仕事をしていない状態のことを指しており、無職と意味は変わらないものの、状態を表す言葉なのです。
「無職」の意味
無職とは、職業として何もしていないこと。
つまり、無職というのは職業の名称であると言えます。
職を持っていないのに職業というのも変かもしれませんが、学生や専業主婦というのも職ではないですが、職業として紹介されることがあります。
それと同じであり、職を持っていなくても、無職は職業と言え、無職は職業における名称と言えるのです。
「失業中」の意味
失業中とは、仕事をしていない状況のことです。
無職が職業の名称であるのに対して、失業中というのは状態における名称になります。
単純に仕事をしていない状況だから、失業中ということです。
職業を聞かれたら無職と答えるのが適当ですから、失業中というのは自分で名乗ることがあまり想像できない名称ということになるのです。
「無職」と「失業中」の用法や用例
「無職だと、職業を聞かれたときになんとなく答えづらいんだよな。
反応が怖いというか、無職に関して世間のイメージは絶対によくない気がするから。」
「失業中ではあるけれども、仕事は探しているんだ。
でも、自分の希望通りのものが見つかりづらいし、見つかっても面接で落とされることが多い。
早くこの生活から抜け出したい。」
無職と失業中は状況としては一緒
無職と失業中は違うのか?というと、状況としては一緒と言えます。
ただ、無職は職業の名称となっていますけど、失業中は状態の名称なので、そこが微妙に違うということです。
細かいことを気にしない人からすれば、無職も失業中も一緒という扱いを受けるでしょうし、世間一般としては無職と失業中を分けて考えているということはないです。