「頼りがいがある」、「何かを成し遂げるために必要な気力や根性がある」という意味で、特定の人に対する褒め言葉になります。
何かしらの行動や普段の人柄などから、そういった評価をすることがあるのです。
ただ、甲斐性という言葉はこういった意味が代表ではあるものの、割といろいろな意味を含んだ言葉なので、使用する際には注意が必要です。
「甲斐性」の意味
甲斐性という言葉は頼りがいがある、何かを成し遂げるための気力や根性があるという意味ではありますけど、それ以外にもいくつかの意味が存在しています。
例えば、経済的に自立しているという状況に関しても甲斐性という言葉の意味で使われることがあります。
生活するだけの能力があるといった意味になるので、そういう部分も覚えておくと良いのです。
「甲斐性」の使い方
甲斐性という言葉は、基本的には甲斐性がある、甲斐性がないといった言い方になることが多いです。
甲斐性があるというときにはたいていは頼りがいがある、物事を成し遂げるための気力や根性があるという意味になりますけど、甲斐性がないというときには生活能力がない、お金にだらしないという別の意味で使われることになることが多いので注意です。
「甲斐性」の例文
「あの人は社内でもかなり甲斐性があるということで有名ですよね。
なんとなくすごい仕事ができる人だなと、前々から思ってはいましたけど。
他の人たちも同じように感じていたみたいです。
行動力があるから、やるべきことはしっかりと成し遂げますし、見ていて頼りがいがある人だなという印象が強いです。
自分もああいう人になりたいなと思います。」
甲斐性はいろいろな意味で使われやすい
甲斐性という言葉はある程度決まった意味、メジャーな意味というものがありますけど、それ以外にも使われる可能性がある意味というのが存在しており、そういった面に関して注意を払っておく必要があります。
したがって、その場その場で適切な意味を判断していかないといけない言葉なので、使用する際にはそういった部分を意識していかないといけないのです。