「及第点」の意味と使い方・由来や例文

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「特定の試験などにおける合格ラインを越えた点数」、「一定の基準を越えた点数」という意味で、一般的には最低ラインとか、ギリギリ評価できるような点数という意味合いがあります。

悪くはないが、よくもないという意味なので、及第点という言葉は可もなく不可もなくという評価になってしまうという特徴を持っているのです。

「及第点」の意味

及第点というのは、特定の試験などにおける合格ラインと言える点数のことです。

または一定の基準を越えた点数ということで、この場合にはケースバイケースによって及第点と言えるラインが変わるということになります。

したがって、及第点というのは特定の点数ではあるものの、状況に応じて具体的な点数は変わるということが言えるのです。

「及第点」の使い方

及第点というのは基本的に誉め言葉ではありません。

合格ラインをとりあえず越えている点数というニュアンスであり、ギリギリ合格といった意味合いがあるため、可もなく不可もなくという言葉なのです。

したがって、相手を褒める意図で及第点という言葉を使うべきではなく、むしろ中途半端な出来を指摘する意図で使うべき言葉なのです。

「及第点」の例文

「この前の試験は及第点は越えることができたが、言ってしまえばそれまでだったのです。

なんとか合格ラインを越えるギリギリの点数しか出せなかったわけですから、これを反省して、次からはもっと高い点数をとれるように頑張りたいと思います。

そのためにやはり勉強時間を少しでも増やしていくということは必要だなと思ったのです。

及第点は中途半端な意味合い

及第点というのは割といい意味で使われている言葉であるという認識の人もいるかもしれませんが、決してそうではないのです。

中途半端であるという意味合いになりますから、相手を褒めるときには使ってはいけないという点は注意しないといけません。

そういった部分に気を付ければ日常生活の中で使うことが可能なシーンは割とあると言えるはずです。

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