「うなぎ」も「あなご」もどちらも同じウナギ目に属しますが、生態に違いがあります。
「あなご」は一生を海で過ごす海水魚ですが、「うなぎ」は産みで産卵し、孵化した後に川などの淡水域へとのぼってきて、そこで成長する回遊魚と呼ばれます。
あとうなぎは下あごが出ていますが、あなごは逆に上あごが出ています。
「うなぎ」とは
うなぎは見た目の特徴として、黒っぽい灰色をしています。
また尾びれは丸みを帯びています。
さらには下あごが出ているのも特徴です。
うなぎはあなごの倍近い脂質を含んでいるため、脂っこくカロリーも高い食物です。
そのため脂っこくこってりとした味になります。
「あなご」とは
あなごは見た目の特徴として、薄い茶色で側面に白い斑点があり、背びれの下にも白い点が一列に並んでいます。
また尾びれはとがっています。
さらには上あごが出ているのも特徴です。
あなごはウナギに比べて脂質が少なく、低カロリーでさっぱりとした味になります。
「うなぎ」と「あなご」のまとめ
「うなぎ」と「あなご」には生態的特徴・外見的特徴などおおくがありますが、そのほかにもその栄養価にも大きな違いがあります。
うなぎにはビタミンB1・B2・D・E、カルシウムなどアナゴよりも多くの栄養価を含んでおり、ヘルシーなものと言えます。
さらにはDHAなども多く含まれているのも特徴です。
違いはあれど結局は好み
上述より、うなぎのほうが栄養価が高いことがわかりましたが、正直私自身はうなごをさほど好みません。
いくら栄養価が高くても脂っこさがどうしても気なり、そういう意味でもよりさっぱりとしたアナゴの方が後味もすっきりして気になりません。
色んな違いがあれど、結局は個人の好みだと思います。