「誕生祭」と「生誕祭」の違い・意味と使い方・使い分け

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「誕生祭」とは、今生存している人物の誕生日を祝う行動や行事を指します。

人間以外にも会社などの組織や商品などの販売が始まった記念日を指すこともあり、広く使われます。

「生誕祭」とは、過去に生きていた(現在では亡くなっている)人物の誕生した記念日を祝う行動や行事を指します。

これは人間のみが対象になります。

誕生祭の意味

「誕生祭」とは、人間に対して使う場合は現在生存している人に対して使う言葉です。

いわゆる「誕生日」を指す場合はこちらを使うのが正しいようです。

人間以外にも動物(ペット)などの誕生日を祝う場合も使うことがありますし、会社や団体などの組織の設立・結成記念日や長年販売されている商品の「発売記念日」を指すこともあります。

結構良く使われるのはスーパーマーケットのチラシで良く見かけますね。

生誕祭の意味

「生誕祭」とは、主に歴史上の偉人の生まれた日を指します。

そして生存している人にではなく既に亡くなっている人に対して使われます。

主にその偉人を称える人達がその人の生まれた日を祝う行事や行動を指すことが多いです。

特に宗教家の人の誕生日に良く使われる言葉です。

「誕生祭」と異なり、人間以外に使われることはあまりありません。

誕生祭と生誕祭の使い方の違い

「誕生祭」は今現在存在している人物や組織、物に対してその人や物事の始まった日を祝うものです。

人間以外にも会社の設立記念日やスーパーマーケットの開店記念日などで幅広く使える言葉です。

「生誕祭」は歴史上の偉人や宗教家などがこの世に誕生した日を祝うことなので、特定の宗教の信者やその偉人に関わる人達が主に使う言葉で、対象も人間のみに限定されます。

誕生祭と生誕祭はこう違う

「誕生祭」と「生誕祭」は、ともにある人物の誕生日を祝う行動や行為・行事に使われますが、「誕生祭」は現在存在する人物の生まれた日や物事の始まった日などに使い、「生誕祭」は現在存在しない人物の過去の功績を伝える意味合いも含めてその人がこの世に出現したことに敬意を表す日という意味で使われている言葉です。

ネット上ではこの2つが混在して使われているようですが、相手によっては失礼にあたる場合があるので気をつけたいものです。

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