「創作」と「造作」の違い・意味と使い方・使い分け

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創作は芸術作品を作りあげること、造作は家を建てることです。

家を建てることも1から作りあげるという面では芸術作品と言って良いのかもしれませんが 一般的な家の場合デザインはある程度限られるものになってしまいます。

資格も必要です。

また、家ですと沢山の人の手を介す必要がありますが芸術では最初から最後まで1人でも作り上げる事が可能です。

「創作」とは

1から作りあげること、又は芸術作品を作りあげること。

日常生活でも料理、雑貨など創作と言えるものが沢山あります。

創作のデザイン、作成方法などは非常に幅広く作者が思いつく限り自由に作る事が出来ます。

作成時の人数は希望に応じて1人でも複数人でも良いですし、入れ替わり立ち替わり自由に人が変わる事もあります。

それぞれが自発的です。

「造作」とは

家を建てること。

今ある家の殆どは専門の人の手によるものです。

家を1から作る場合まず設計図を作り それを元に様々な役割の人が家作りに関わっていきます。

この場合それぞれの役割、人は決まっており誰でも出来るという訳ではありません。

日数、手順など全て計画に沿って進めます。

また、作りたい時に作るものではなく依頼して、又はされて作ります。

それぞれ使用するものについて

芸術作品において確実に必要なものというのは存在しません。

その場で どんな時にも好きなように好きな物を使い作ることが出来ます。

他の人から見ればただのごみも違う人が見れば芸術作品に成り得るのです。

一方家を作る場合はそれぞれ1つ1つの質、素材、手触り、デザインの良さ、作る人の技術などが重要になります。

よって多くの場合は芸術作品よりも格段に高額です。

創作は1人で0円から。

造作は複数で数千万から

創作はとても自由な、遊びのような事から始められます。

外に落ちている石、枝、木の葉、家にある人参、じゃがいも、紙。

大人も子供も全ての人が好きな時に0円から始められる制作活動です。

造作はなかなか自由にはいきませんが、多額のお金の代わりに洗練された職人技を提供します。

計画に沿って話し合いながら事細かに活動していくのです。

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