蝸牛角上の争いは「つまらない争いのこと」。
小さい者同士の争いという意味でも使うことが可能となっています。
あまり見かけない表現であると言えます。
不毛な争いは「大して価値がない争いのこと」。
つまり、争うことに関して意味がない、争った結果として得られるものは特にないというシーンで使っていく言葉になります。
「蝸牛角上の争い」の意味
蝸牛角上の争いとは、つまらない争いのことです。
小さい者同士の争いという意味でも使用できますから、そこはしっかりと頭に入れておいた方がいいでしょう。
使うことができる機会はちゃんとありますけど、多くが知っている言葉ではないので、そこはポイントです。
つまり、どうしても見聞きしづらい面が存在しているのです。
「不毛な争い」の意味
不毛な争いとは、大して価値がない争いのことです。
意味としては蝸牛角上の争いとあまり変わりません。
同様の場面で使っていくことができるはずです。
でも、不毛な争いの方が知名度が高くなっており、そこは重要なポイントでしょう。
ここは区別しやすい部分になってくると評価できます。
実際、そこそこ見聞きする言い方です。
「蝸牛角上の争い」と「不毛な争い」の用法や用例
「蝸牛角上の争いと言えるような状況は、普段からよくある。
他人にとっては、つまらない争いに見えてしまうことは多々あるんじゃないかと思うんだよ。」
「不毛な争いだと分かっていても、そういったことをすぐにやめることはできない場合があると評価できる。
どうしても人間は意地っ張りになるような部分があると言えるからな。」
蝸牛角上の争いと不毛な争いは意味における違いはあまりない
蝸牛角上の争いと不毛な争いについては、意味としてはそれなりに近くなっています。
明らかな意味の差を認識することはできません。
だから、同じような場面で使うことが可能です。
しかし、不毛な争いと比べたときには、蝸牛角上の争いという言葉は大分マイナーでしょう。
多くの人たちは聞いたことがないと言える可能性があります。