目を据えるは「眼球を動かさないで、一点を見つめていること」。
この言い方はあまり使われておらず、聞いたことがない人も結構いるのではないかと思われます。
目を向けるは「そっちの方を見ること、関心を向けること」。
目を据えるとはちょっと意味が異なっている状況であり、そこはきちんと頭の中に入れておいた方がいいでしょう。
「目を据える」の意味
目を据えるとは、眼球を動かさないで、一点を見つめていることです。
そういう状況は実際にあるので、使うことができる機会はちゃんとあるでしょう。
しかし、有名な表現の仕方ではありません。
知っている人は一応いるものの、多数派ではないでしょう。
だから、毎日の生活の中で見聞きする可能性はかなり低いという言い方ができます。
「目を向ける」の意味
目を向けるとは、そっちの方を見ること、関心を向けることです。
目を据えるの意味に近い部分は一応あります。
ただ、一般的にはこちらがよく使われます。
目を向けるという表現を知らない人はなかなかいないでしょうし、そういった点はきちんと理解しておきましょう。
区別しやすい部分が一応あると言えるのではないかと思われます。
「目を据える」と「目を向ける」の用法や用例
「目を据えるようなケースは頻繁にはないだろうが、たまにはあるかもしれない。
特定の一点だけをずっと見ているというケースは一応あると言えるだろう。」
「受験生になると、自然と卒業後の進路について、目を向けるようになる。
大学への進学を考えているが、まずは合格するための勉強をしていかないといけないと言える。」
目を据えると目を向けるは意味で区別が可能
目を据えると目を向けるは意味において区別ができると思われます。
似ている部分もありますけど、異なっている箇所も確認できるはずですし、そこは覚えておいてほしいです。
しかし、目を向けるという言い方は日頃からそこそこ使われているものの、目を据えるについてはあまり使用されておらず、知っている人は限られていると言えます。