「人目に余る」と「人目につく」の違い・意味と使い方・由来や例文

人目に余るは「目立つ状況であることで、他人が不快感を覚えること」。

何らかの言動などが目立つことで、周囲の人たちが不快な感覚になっているケースで使います。

人目につくは「他人から注目されること」。

人に見られるとか、そういう意味でも使っていくことができます。

人目に余るの意味とは異なっており、そこで区別ができます。

「人目に余る」の意味

人目に余るとは、目立つ状況であることで、他人が不快感を覚えることです。

何かしら目立つ行動などをしているケースで使っていく言葉ですが、それが周囲に不快感を与えているケースで使います。

日常的に使いやすい言い方になるでしょう。

でも、知名度は高くないので、たいていの人は知らない状況であると評価できるはずです。

人目につくとは、他人から注目されることです。

こちらも目立つケースで使う言葉になりますけど、不快感の有無は関係ないので、そこは重要なポイントでしょう。

また、基本的にはこっちの方がメジャーな言い方になるでしょう。

人目につくという表現は結構メジャーであると言え、多くの人たちが知っている状況だと思われるのです。

「あまりにもイチャイチャしているカップルがいると、どうしても人目に余ると言えるな。

周りの人間からすれば、ちょっとした不快感を覚えやすいと言えると思うんだよ。」

「できるだけ人に見られないで行動したいときには、人目につかない時間帯を選ぶ必要がある。

人が出歩かないような時間帯を選んでいくといいのではないかと思うんだ。」

人目に余ると人目につくは意味としては似ている部分はあるものの、違っている部分もあります。

特に人目に余るについては、不快感という要素が重要なので、そこは大きなポイントでしょう。

また、人目につくに関しては、知っている人は多々いるでしょう。

しかし、人目に余るは知っている人はあまり多くありませんから、ここは重要です。