夢の跡は「夢のように跡形も残っていない場所、部分のこと」。
つまり、痕跡が全くないと言えるケースで使っていく言葉になります。
あまり使われない言い方です。
跡形もなくなるは「何かがあった様子が全く感じられないこと」。
何かはあったものの、その雰囲気が全く感じられないほどに、何もかもが消えてしまったケースで使っていきます。
「夢の跡」の意味
夢の跡とは、夢のように跡形も残っていない場所、部分のことです。
つまり、何かの痕跡が完全に消えていると言える場面で使っていきます。
こういう状況はあり得ますけど、この言い方を使用するケースはそんなに多くないと言えるでしょう。
実際、日常的にはあまり聞かれない言い方になりますから、そこは覚えておくべきポイントです。
「跡形もなくなる」の意味
跡形もなくなるとは、何かがあった様子が全く感じられないことです。
そこに何かがあったものの、その様子が全く感じられないケースで使います。
夢の跡と同じような意味として使っていくことが可能です。
しかし、使用頻度に関しては、こっちの方が高くなっているので、そこはきちんと覚えておいた方がいいのではないかと思われます。
「夢の跡」と「跡形もなくなる」の用法や用例
「まさに夢の跡といった感じで、今は何も残っていない。
ここにかつて何かがあったとは、全く考えられない状況であるが、私たちの記憶には残っていると言える。」
「この建物はついに取り壊されてしまった。
かなり高い建物だったが、今となっては跡形もなくなっており、そこにあったことが想像もできない状況であると言えるだろう。」
夢の跡と跡形もなくなるは使用頻度が異なる
夢の跡と跡形もなくなるは状況としては似ており、同じような光景に対して使っていくことができるのではないかと思われます。
しかし、実際は跡形もなくなるの方がよく使われている状況でしょう。
夢の跡は知っている人はそこそこいるはずですけど、実際に使っている人はそんなに多くはいないはずなので、そこはポイントになります。