曲がりなりにもは「十分な状況ではないが、とりあえずという意味のこと」。
満足いく状況ではないものの、最低限の状況ではあるといった意味で使っていきます。
及ばずながらは「十分な力は持っていないがという意味のこと」。
手助けをするようなシーンで使っていく言葉です。
力はそこまでないけど、それでもよければ助けるという意味です。
「曲がりなりにも」の意味
曲がりなりにもとは、十分な状況ではないが、とりあえずという意味のことです。
最低限の状況は整っている、備えているなどの意味で使うことができます。
この言い方は結構使われます。
日常的に見聞きするシーンも多くあるので、そういった点はしっかりと頭に入れておいた方がいいです。
知名度は結構高くなっていると言えます。
「及ばずながら」の意味
及ばずながらとは、十分な力は持っていないがという意味のことです。
実力は十分ではないが、助けになってあげたいといった気持ちを表明するときに使います。
謙遜の意味が込められているのです。
曲がりなりにもの意味とは同じではないですけど、似ている部分は十分にあるでしょう。
したがって、区別しづらいと感じる可能性もあります。
「曲がりなりにも」と「及ばずながら」の用法や用例
「私は曲がりなりにも英語を過去に勉強してきた。
だから、全く話せないということはない。
ただ、十分に話すことができるかと言われれば、難しいかもしれないけど。」
「今回は及ばずながら、私も協力させてもらいたいと思っているんだ。
多少なりとも力になれる可能性があるだろうし、何でも頼ってほしいと思っているんだよ。」
曲がりなりにもと及ばずながらは意味はそれなりに近い
曲がりなりにもと及ばずながらは意味はそれなりに近く、明らかな差を認識することはできないと言えると思われます。
ともにいろいろな場面で使われているため、馴染みを感じられる余地は大いにあります。
自分でも使っているケースは十分に考えられるでしょう。
毎日の暮らしの中で、使用しやすい表現になると言えると思われます。