攻囲は「敵の城などを取り囲んで、攻撃すること」。
こういうシチュエーションにおいて使うことが多いですけど、それ以外の場面でも使っていくことができる可能性はあります。
包囲は「周囲を取り囲むこと」。
周囲を取り囲むときに使いますが、こちらは攻撃をするような場面では使用しないので、そこは知っておいた方がいいでしょう。
「攻囲」の意味
攻囲とは、敵の城などを取り囲んで、攻撃することです。
シチュエーション的には日常的ではないため、このような言い方ができるケースはかなり少ないです。
馴染みは感じづらい言い方になるでしょう。
また、知名度も低いですから、そもそも聞いたことがある人が少ないと評価でき、見聞きしづらい状況であると言えると思われます。
「包囲」の意味
包囲とは、周囲を取り囲むことです。
こちらは単に取り囲むだけなので、攻撃をしていくわけではないという点に注意しないといけません。
だから、使うことができるシーンはより多いと言えるでしょう。
また、包囲という言葉は誰もが知っているのではないかと思われます。
これを知らない人はかなり少数派になるという言い方ができます。
「攻囲」と「包囲」の用法や用例
「攻囲に関しては、敵の城を取り囲んだうえで、攻撃をしていくという意味になる。
そういうシーンは日常的にはまず見られないけど、全く見られないわけではない。」
「包囲をされてしまうと、基本的には逃げ場がなくなる。
したがって、そういう状況になったときには、現実的にそれ以上逃げることは厳しいと言えるのではないかと思われる。」
攻囲と包囲は知名度が異なる
攻囲と包囲については、ともに取り囲んでいくケースで使っていくので、その点は同じであると言えます。
しかし、攻囲については、そのうえで攻撃をしていくシーンで使用する言葉になるので、そこは理解しておかないといけません。
包囲と比べて、攻囲はややマイナーな表現になりますし、そこも両者における違いと評価できるでしょう。