定足数は「会議を開く、または議決を行うにあたって、必要となる最低限の出席者数のこと」。
そんなに有名な表現ではありませんけど、知っている人はそこそこいるでしょう。
最少催行人数は「旅行の企画を募集するにあたって、最低限必要となる人数のこと」。
その企画に参加する人数に関して、最低限必要と言える人数を表す言葉です。
「定足数」の意味
定足数とは、会議を開く、または議決を行うにあたって、必要となる最低限の出席者数のことです。
そういった意味で使うので、使うことができる機会はそんなに多くありません。
日常的なシーンでは使いづらいと言える可能性があります。
知名度に関しては、そこまで高くはないですが、知っている人はそこそこいる可能性があるでしょう。
「最少催行人数」の意味
最少催行人数とは、旅行の企画を募集するにあたって、最低限必要となる人数のことです。
主にこういったシーンで使われる言い方になります。
ある人数を超えて参加する人がいない、予約する人がいない状況では、その旅行の企画自体が中止になると言えるでしょう。
定足数と比べると、知名度は低いでしょう。
これを聞いたことがある人は少ないです。
「定足数」と「最少催行人数」の用法や用例
「議決をするにあたっては、定足数と言える部分が重要だ。
そこに関して満たしていないと、議決を行うことはできない。
そこはかなり大切な部分だから、頭に入れておくべきだろう。」
「旅行などの企画では、最少催行人数といった概念があり、これを超えていない場合には、その旅行の企画は実施されない可能性が高まると言えるわけだ。」
定足数と最少催行人数は意味はやや異なっている
定足数と最少催行人数は意味はやや異なっています。
似ている箇所は一応あるものの、違いに関してもそれなりにはっきりしているので、そこはちゃんと覚えておかないといけません。
ともに普段の生活ではあまり使われませんが、定足数に関しては知っている人はそこそこいる可能性があります。
でも、最少催行人数は聞いたことがない人が多いはずです。