本稿は「この原稿のこと」。
その場面で示している原稿という意味です。
その原稿の内容に言及するときに使っていく表現になりますから、そこはポイントです。
本著は「この著作のこと」。
この本といった言い方もできるでしょう。
本稿の意味とは同じではないものの、かなり似ていると言えるでしょうし、そこは覚えておきましょう。
「本稿」の意味
本稿とは、この原稿のことです。
今示している原稿を指す言葉であり、そのようなシーンで使っていく言葉になります。
知名度的にはそこそこ高いですが、実際に使われるシーンは多くないです。
だから、あまり馴染みは感じられない表現になってきます。
そして、自分で使う可能性についてもあまり高くないですし、そういう点は重要です。
「本著」の意味
本著とは、この著作のことです。
この本という意味でも使っていくことができるのではないかと思われます。
本著という言い方ができるシーンはたくさんあるでしょう。
毎日の暮らしにおいても、それなりに確認できる可能性があります。
しかし、実際はあまり使われていない状況であり、そこは理解しておいた方がいいのではないかと思われます。
「本稿」と「本著」の用法や用例
「本稿においては、かなり細かい説明をしているから、これを読むことで多くが理解できると思うけど、それでも分からない場合には、遠慮なく質問をしてもらいたい。」
「本著においては、結構斬新なことも書かれている。
したがって、多くが考えたこともない部分について知ることもでき、そこはかなり有益な部分になると思うんだよ。」
本稿と本著は意味は似ている
本稿と本著は意味としては似ている部分があるでしょう。
そんなに大きな違いはないので、意味としては似ているという評価ができるのではないかと思われるのです。
ただ、こういった言い方はあまり使われていません。
使うことができるシーンは多々ありそうですけど、あまり見聞きしない部分がある点はちゃんと理解しておきましょう。