器用貧乏は「いろいろなものが器用であるものの、どれも中途半端な状況であること」。
何でも器用にこなせるがゆえに、いろいろなものに手を出した結果、どれも中途半端というケースで使います。
多芸は無芸は「多芸であっても、1つの芸に精通していない状況では無芸に近いと言えること」。
器用貧乏の意味にかなり近くなっています。
「器用貧乏」の意味
器用貧乏とは、いろいろなものが器用であるものの、どれも中途半端な状況であることです。
いろいろなものを一応器用にこなせるとしても、中途半端な状況にしかならない点は大きなポイントになります。
このような状況は実際にありますし、使用できるシーンもそこそこありそうです。
知名度も割と高いという言い方ができるでしょう。
「多芸は無芸」の意味
多芸は無芸とは、多芸であっても、1つの芸に精通していない状況では無芸に近いと言えることです。
意味としては、器用貧乏に近くなっています。
完全に一致しているわけではないとしても、似ているという感覚にはなりやすい言葉でしょう。
これに関しては、相対的にマイナーである可能性もありますが、知っている人はちゃんといます。
「器用貧乏」と「多芸は無芸」の用法や用例
「器用貧乏というのは、いろいろな物事をこなすことはできるが、結局は中途半端な状況になってしまうわけで、あまり評価できない状況ではないかと言えるだろう。」
「多芸は無芸という言い方はたまに見聞きすると言えるだろう。
どうしても1つの芸において、大成することは難しいと言えるから、そこは覚えておいた方がいいと思うんだよ。」
器用貧乏と多芸は無芸は意味はそこそこ近い
器用貧乏と多芸は無芸については、意味としてはそこそこ近くなっています。
意味において、違いを感じることは難しいので、そこはちゃんと頭に入れておきましょう。
知名度的には器用貧乏の方が高いでしょう。
こちらはそこそこ使われている言い方であり、知っている人は結構多いはずです。
多芸は無芸は相対的にマイナーな言い方です。