原書は「もととなっている書物のこと」。
翻訳書、書写本などにおいて使われることがあります。
オリジナルの存在を指している言葉になる点は重要でしょう。
原版は「活字印刷において、鉛版や紙型のもとになる組み版のこと、複製や翻刻をするときにもとになる版のこと」。
原書の意味にやや似ているものの、こちらの方がかなり具体的な意味です。
「原書」の意味
原書とは、もととなっている書物のことです。
基本的には翻訳書、書写本などにおける使用が多くなっており、そこは理解しておいてほしいです。
オリジナルと言えるものに対して使う点はポイントです。
こういう言葉を使うことができる機会はそんなに多くありません。
全くないわけではないものの、かなり少ないと言えるでしょう。
「原版」の意味
原版とは、活字印刷において、鉛版や紙型のもとになる組み版のこと、複製や翻刻をするときにもとになる版のことです。
原版に関しては、それなりに使われている状況があります。
ただ、多くの人にとっては、あまり縁がない言葉になるでしょうし、馴染みを感じづらい面があるのです。
知名度はそこそこ高いものの、使用頻度は低いです。
「原書」と「原版」の用法や用例
「原書に関しては、どこにあるのか分からないケースはそれなりに多くありそうだ。
特に古いものについては、そのような傾向が確認されるのではないかと思うんだよ。」
「原版に関しては、活字印刷などのシーンで使われている。
これに関しては存在は知っていても、実物を見たことがある人はほとんどいないのではないかと思われるんだ。」
原書と原版は日常的にはほぼ使われない
原書と原版は意味は多少似ていると言えるものの、異なっている部分もちゃんと確認されますし、そこはちゃんと頭に入れておいてほしい部分になると言えるのではないかと思われます。
これらの表現は日常生活の中ではほぼ使われていないでしょう。
だから、知っている人、聞いたことがある人もあまり多くないですし、親しみは感じづらいです。