無想は「何も考えない状態のこと」。
心で何も思わない、考えないという意味で使うので、頻繁には使用できない言い方でしょう。
言葉の知名度もあまり高くないと評価できます。
無念は「何も思わないこと、悔しいと感じること」。
前者の意味は無想に近いです。
でも、無念の方が知名度は高くなっています。
残念無念という言い方が有名です。
「無想」の意味
無想とは、何も考えない状態のことです。
意図して何も考えないようにするようなケースで使っていく言葉になりますから、使用できる機会は一応あるでしょう。
しかし、言葉の知名度は低いです。
無想という表現を聞いたことがある人はかなり少ないと思われるので、そういった点はしっかりと理解しておいた方がいいと言えるでしょう。
「無念」の意味
無念とは、何も思わないこと、悔しいと感じることです。
前者の意味は無想に近いと言えるでしょう。
しかし、後者の意味もあります。
複数の意味が存在している点はきちんと頭に入れておいてほしいです。
そして、無念の方が知名度は高いでしょう。
いろいろな場面で使われやすい表現です。
残念無念という言い方をする場合もあり、多くが知っています。
「無想」と「無念」の用法や用例
「人間にとって、無想という状況はあまりないと言える可能性がある。
人間は常に何かしらの部分について考えている可能性があると言えるんじゃないかと思うんだ。」
「悔しいとき、無念と感じるときはたまにはある。
人生の中ではそのような経験は何度かしていくだろう。
特に本気で頑張ったのに、報われないときにはそう感じやすい。」
無想と無念は意味は似ている
無想と無念は意味は同じではありませんが、似ている部分はあります。
ともに何も考えない、思わないといった意味で使っていくことができるのです。
ただ、無念には悔しいという意味もありますから、そこは知っておくべきです。
基本的には無念の方がメジャーな言い方になるでしょう。
両者は知名度において、それなりに大きな差があると言えます。