想到は「考えが及ぶこと、考えた結果として行き着くこと」。
日常的に使うことができる意味ですが、マイナーな言い方なので、知らない人もいると思われます。
着想は「心に浮かんだ工夫や考えのこと」。
そういったものを考えているような機会で使うことがある表現になるでしょう。
そこはしっかりと理解しておかないといけません。
「想到」の意味
想到とは、考えが及ぶこと、考えた結果として行き着くことです。
このような意味なので、使うことができるシーンはそこそこありそうです。
でも、実際はマイナーな表現であるため、これが使われる状況は考えづらいと言えます。
馴染みを感じづらい点は特徴であると言えますし、そこはきちんと理解しておいた方がいいと思われます。
「着想」の意味
着想とは、心に浮かんだ工夫や考えのことです。
考えなどが浮かんだときに使うという意味では、考えが及ぶという言い方もできますし、想到の意味にやや似ています。
しかし、一般的には着想の方が使われやすいと言えるでしょう。
知名度については、こちらの方が明らかに高いので、そこは両者における分かりやすい差になります。
「想到」と「着想」の用法や用例
「今回の状況については、正直言って想到とはいかなかった。
つまり、事前に予測することができなかったわけだ。
まさかこういう状況になるとは思わなかったと言える。」
「今日はいい着想をすることができた。
新しい商品のアイデアが上手く思いついたと言えるだろう。
でも、他にもいい考えが浮かぶかもしれないから、まだ考えていきたい。」
想到と着想は意味はそこそこ近い
想到と着想はともに考えに対して使うことができ、意味はそれなりに近いと言えるでしょう。
明らかな意味の差はないと思われる状況です。
でも、知名度に関しては、着想の方が高くなっています。
想到という言い方を知っている人はほとんどいないと言える可能性があるので、そこに関してはしっかりと頭に入れておいた方がいいでしょう。