転進は「方向を変えたうえで進むこと、軍隊がある戦場などから移動すること」。
あまり有名な言い方ではないので、見聞きする機会は多くないと言えるでしょう。
転身は「職業や主義などを大きく変えること」。
それまでとは全く違った仕事を始める、考え方を持つなどの意味で使っていく言葉になります。
転進と比べると、こちらの方が有名です。
「転進」の意味
転進とは、方向を変えたうえで進むこと、軍隊がある戦場などから移動することです。
基本的にはこういった意味で使っていきます。
使うことができるシーンはきちんとありますが、そんなに有名な表現ではないため、知っている人は多くないでしょう。
したがって、馴染みを感じづらいと言えますし、日常的に見聞きしづらい言い方になります。
「転身」の意味
転身とは、職業や主義などを大きく変えることです。
職業や主義において、使っていくことが多い表現になります。
こういう言い方ができる機会はそこそこありますし、割と有名な表現であると評価できるでしょう。
自分で使用する可能性もそれなりに存在していると言えるのではないかと思われるので、馴染みは感じやすいはずです。
「転進」と「転身」の用法や用例
「ちょっと道に迷ってしまって、どの方向に行けばいいか分からなくなっている。
この方向はとりあえず間違いみたいだから、転進をして、別の方向に進んでいこうと思うんだ。」
「生涯同じ仕事を続ける人もいるが、転身をして、全く違う仕事をしていく人もいる。
人それぞれ人生があるから、生き方は異なっている部分がどうしてもあるわけだ。」
転進と転身は意味で区別ができる
転進と転身は表記は似ていると言えるものの、意味は同じではありません。
一応違いと言える部分はありますから、そこについて覚えておかないといけないでしょう。
また、転身と比べて、転進という言い方はそんなにメジャーではないので、知らない人も多くいる可能性があります。
そういったところはポイントになると言えると思われます。