琥珀色は「透明感があり赤味のある黄色、木脂化石の色のこと」。
「木脂化石」と言い換えると分かりやすい。
鼈甲色は「海亀のタイマイの甲羅色のこと」。
「タイマイ色」と言い換えると分かりやすい。
「琥珀色」は「ウイスキーの色、鼈甲飴の色、透明な薄茶色」などと言われます。
「鼈甲色」は「鼈甲飴の色、薄茶で透明感のある色」などと言われます。
「琥珀色」はウイスキーの色
「琥珀色」はウイスキーの色のように透明感がある薄茶色のことを言います。
近似色には鼈甲色や黄土色、ベージュなどがあります。
古代中国では「琥珀」のことは虎の塊が石になった「虎魄」のことでしたが、日本では宝石の意味で「琥珀」となったと言われます。
英語では「アンバー」と言い、北欧バルト海の海岸が特産地となっています。
「琥珀」は木の「ヤニ、脂」が化石となったものです。
「鼈甲色」はタイマイの甲羅の色
「鼈甲(べっこう)」は海ガメのタイマイの甲羅のことです。
透明感のある薄茶は「琥珀色、飴色」に近い色となります。
以前、「鼈甲」は眼鏡のフレームに使われていましたが、絶滅危惧種のため現在は禁止となっています。
「鼈甲飴」「鼈甲ネイル」「鼈甲細工」と言う言葉もあります。
その他「帯留め、かんざし、アクセサリー」などに使われています。
「琥珀色」と「鼈甲色」は近似色
「琥珀色」はだいだい色がくすんだ色で、透明感があるものになります。
「鼈甲色」も「だいだい色」が基調で、透明感のある飴色になります。
どちらも「薄茶系」になり「近似色」と言えます。
その他の「近似色」には「黄土色、ラクダ色、きつね色、土色、シナモン色、ベージュ」など数多くのものがあります。
また、「琥珀」の中には昆虫がまぎれ込んでいるものがあり、高額で取引が行われます。
「琥珀色」と「鼈甲色」とは
「琥珀色」は「木の脂が化石となった琥珀」の色を言います。
「透明感のある薄茶色」で、「黄土色、土色、ラクダ色、ベージュ」など近似色も数多くあります。
因みに、「琥珀」と言う言葉は「虎魄」のことでした。
「鼈甲色」とは海亀の「タイマイ」の甲羅色のことで、眼鏡のフレームに多用されていましたが、現在は禁止となっています。
色目は「薄茶系の透明感がある色」で「琥珀色」の近似色でもあります。