有り余るは「余るほどにたくさんあること」。
何らかの数量が多くあって、必要量を超えている、使い切れないケースで使用する言葉になります。
それなりにメジャーな表現です。
あふれ返るは「特定の器や場所に収まりきらないほどに多くあること」。
人やものの数があまりにも多いと言えるケースで使う言葉です。
有り余るの意味に近いです。
「有り余る」の意味
有り余るとは、余るほどにたくさんあることです。
特定のものの数量が多すぎるケースで使います。
基本的には必要な量を超えていて、使い切ることができないといったシーンで使用することが多いでしょう。
有り余るという言い方はかなりメジャーであると評価できるため、多くの人が知っていると言えるのではないかと思われるのです。
「あふれ返る」の意味
あふれ返るとは、特定の器や場所に収まりきらないほどに多くあることです。
人やものがとにかく多いというケースで使う表現になります。
有り余るの意味にそれなりに近いですし、同じような場面で使用できる言い方になります。
だから、そこは覚えておいてほしいです。
知名度も似たような状況ではないかと思われる状況でしょう。
「有り余る」と「あふれ返る」の用法や用例
「お金が有り余っている人も世の中にはいるのだろう。
そういう人の場合には、お金の部分で悩みを抱える可能性はかなり低いのではないかと思えてくるんだ。」
「試合会場は観客であふれ返っているな。
今日の試合はかなり注目だから、大勢の人たちが駆けつけている。
この中で観戦するのは大変であると評価できると思うんだ。」
有り余るとあふれ返るは意味はかなり近い
有り余るとあふれ返るに関しては、それなりに意味は似ています。
ともに何らかのものなどの数量がかなり多いと言えるシーンで使用する言葉になります。
意味の違いは全くないわけではないですが、そんなに大きな違いはありませんから、両者は同様のシーンで使用できる言い方になると評価できるのではないかと思われる状況でしょう。