安着は「無事に着くこと」。
人やものが無事に特定の場所に着くと言えるシーンで使っていく言葉になります。
あまり有名な言い方ではないでしょう。
到着は「特定の場所に着くこと」。
意味は安着に似ていると言えるものの、こちらは無事にという意味は特にないです。
ただ、実際は無事に着くケースで使うことがほとんどでしょう。
「安着」の意味
安着とは、無事に着くことです。
人やものに対して使用できる表現になります。
特にトラブルなどが起きることなく、無事に着いたと言える場面で使われる言い方になるので、使用できるシーンは結構多いのではないかと思われます。
ただ、知名度はあまり高くありません。
したがって、見聞きする場面もあまり多くないと言える可能性があります。
「到着」の意味
到着とは、特定の場所に着くことです。
こちらも人やものを対象にしていく言葉になりますから、そこは共通していますし、意味もだいたい同じです。
でも、到着の方が有名な表現と言えるでしょう。
安着は知らない人もそれなりにいるはずですが、到着はかなり多くの人たちが知っている言葉になるので、そういった部分は理解しておきましょう。
「安着」と「到着」の用法や用例
「とりあえず安着したみたいで一安心だ。
それなりに高価なものだから、配送中に何かしらトラブルがあったらどうしようかと思っていたんだ。
今回は無事に着いたということでよかった。」
「ようやく今日泊まる宿に到着した。
ここに来るまでかなりの距離を歩いたから、もうへとへとの状態だ。
早くご飯を食べて、寝たい気分と言えるだろう。」
安着と到着は意味はそんなに変わらない
安着と到着に関しては細かい部分では差はありますが、全体的には意味はほぼ同じであると言えます。
したがって、両者は意味では区別しづらい状況があるのです。
ただ、これらの言葉は知名度に差がある状況でしょう。
到着はかなり有名な言い方になりますけど、安着はあまり有名ではないため、ここについては区別しやすい部分と言えます。