アルマジロはアルマジロ科でセンザンコウはセンザンコウ科に属します。
大きさは種類によってかなり異なり、約10センチほどから100センチほどのものがあります。
体重はo.1キロから30キロのものまであります。
センザンコウの体長は70～80センチほどであり、体重は1～２キロほどです。
種類によっては長い尾があります。
「アルマジロ」の生態
アルマジロは北アメリカやアルゼンチンに生息しています。
全身がうろこ状の堅い板で覆われていて、銃弾を跳ね返すほどのものもいます。
敵に遭遇すると丸まる習性があります。
夜行性で昆虫や植物などを食べます。
睡眠時間はとても長くて、日中は巣穴の中で過ごします。
シロアリやアリを長い舌を使って器用に舐めて食べます。
「センザンコウ」の生態
全身はほぼ角質の鱗で覆われていて、鱗は時々生え変わります。
アルマジロの鱗とは違って、センザンコウの鱗は縁が刃物のように尖っています。
長いしっぽを振り回して攻撃することもあります。
森林やサバンナに生息していて、移動する時は爪を丸めて甲を地面に接して動きます。
陸上では二足歩行を行い、年に一度幼獣を生みます。
「アルマジロ」と「センザンコウ」人間との関係
アルマジロはペットとして飼育されることも多くて人になつきます。
穴を掘って農地や庭を荒らすことから害獣とされることがあります。
野生では穴の中で寝ますが飼育されているアルマジロは仰向けになって寝ます。
センザンコウは食用とされたり鱗が使われることがあります。
また、国によってはお守りや楽器の素材に使われることがあります。
「アルマジロ」と「センザンコウ」のまとめ
アルマジロとセンザンコウや鱗など体のつくりや大きさが異なり、それぞれの生態に適した捕食や生活の仕方をしています。
また、アルマジロはペットとして飼育されて人になつきます。
センザンコウは食用やお守り、楽器など幅広く使われています。
アルマジロもセンザンコウも人と深い関わりのある動物であることがわかります。