分院は「本院とは別に作られた施設のこと」。
主に病院において使われる表現になりますけど、本院とは機能的に別な部分を有しているケースが多いでしょう。
別院は「本寺の他に建てられた寺院のこと、本山に準ずる存在として建てられた寺院のこと」。
こういう意味で使う言葉であり、分院とは意味が異なっていますし、使用する場面も違います。
「分院」の意味
分院とは、本院とは別に作られた施設のことです。
基本的には病院において使われる言葉になりますけど、分院というのは、本院があって、それとは別に存在する病院の施設になります。
あまり馴染みを感じづらい言い方になるかもしれないです。
でも、たまに聞かれる可能性がある言葉なので、知っている人はいるとは思われますが。
「別院」の意味
別院とは、本寺の他に建てられた寺院のこと、本山に準ずる存在として建てられた寺院のことです。
こちらは主にお寺において使われる表現になりますから、その点において分院とは異なっていると言えます。
別院という表現は日常的にはあまり使われないでしょうから、どうしても馴染みを感じづらい面があるのではないかと思われます。
「分院」と「別院」の用法や用例
「この病院は分院が存在しているみたいだ。
したがって、そういったところに通う必要があるケースも存在していると思うんだ。
そこはあらかじめ理解しておいた方がいい。」
「本寺や本山とは別に別院が存在しているケースがあるが、こういう言葉は多くが知らないだろうし、自分で使うこともほとんどないと言えるのではないだろうか。」
分院と別院は意味が異なっている
分院と別院は表現としてはそれなりに似ていますが、意味は同じではありません。
こういうところで区別ができるはずなので、しっかりと覚えておきましょう。
日常的には分院の方が使用する機会は多いでしょう。
別院を使用する機会はかなり少ないと思われるので、両者はこういう部分においても差を感じることがしやすいはずです。