難癖は「小さな欠点を大げさに取り上げて非難すること」。
「過大クレーム」と言い換えると分かりやすい。
いちゃもんは「不当な言いがかりのこと」。
「不当抗議」と言い換えると分かりやすい。
言いがかりは「根拠のないことを根拠があるかのように言うこと」。
「無根拠」と言い換えると分かりやすい。
ケチは「冗談で過小評価をすること」。
「冗談過小評価」と言い換えると分かりやすい。
「難癖」はちょっとした欠点を過大評価して咎めることです。
「難癖」は大したミスではないのにこれは非難するべきことだと騒ぎ立てることです。
ちょっとしたミスや欠点は全体から考えればければ大して問題にならないのですが、相手を困らせる意図があるとそのようなことを大きく取り上げて問題視します。
「重箱の隅を突っつくように難癖をつける」はこのように厄介な相手の態度のことを言います。
「いちゃもん」はグダグダと文句を付ける意味です。
「いちゃもん」はグダグダとあることないこと、根拠に乏しいことを並べ立てて相手を困らせることです。
いかにもクレームを付けている方が正論だと筋の通らないことを言うことです。
言っていることは忠告とか正しい指摘ではないので到底受け入れられないのですが、正当な反論をしてもまともに聞く相手ではないので困惑してしまいます。
「言いがかり」を付けられることは罠にかかることです。
「言いがかり」は勘違いをしているか、意図的に根拠が薄いことを元に相手に不当な抗議を仕掛けることです。
仕掛けられた側は反論をして真実を語るのですが、すべて言い訳と見做して非難を強めます。
非常に複雑な罠とか落とし穴のようなことなので、抜け出すのには苦労してしまいますが、相手が引き下がるまでは膠着状態が続くのです。
「ケチ」は過少評価をして相手を腐らせることです。
「ケチ」は相手を腐らせる意図をもって物事を過小評価することですが、ほとんどの場合冗談であることが多いのです。
仲の良い仲間や友人、目下のものなどに対して行うもので、目上の人には絶対しないことです。
「ケチ」と言う言葉は「お金を出さない」などの意味もありますが、ここでは「冗談的過小評価」と言う意味になります。